運命さえも、敵なのか。
【概況】
天気晴れ、体重66.5kg。
今日は、第77回アカデミー賞の授賞式が行なわれ、ミリオンダラー・ベイビーが作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の4部門を受賞。
また、主演男優賞においてはRay/レイのジェイミー・フォックスが受賞し、年齢的に最後のチャンス?と期待されたクリントイーストウッド、タイタニック以後、アカデミーに縁のない?レオナルドディカプリオは受賞を逃し、涙を飲んだ日です。
【朝】
6時起床。7時30分外出。8時出勤。一日内勤。
【昼】
昼食は食堂で日替わり定食。
【夜】
18時30分帰宅。夕食はラーメン。うたた寝する。で、これ書いています。この後、入浴して、寝ます。
【雑記】
「運命さえも、敵なのか。」
「2004年興行収入トップでは、だめなのか。」
「エンターテイメントは、無視なのか。」
そんな訳で、本日アカデミー賞が決定した訳ですが、個人的には、2004年興行収入トップでありながらも、残念ながらアカデミーの会員にはほどんど無視された(かろうじて視覚効果賞は受賞)スパイダーマン2に作品賞と監督賞(サム・ライミ)と主演男優賞(トビー・マグワイア)を助演女優賞(ローズマリー・ハリス)を勝手に贈りたい。
スパイダーマン2。
戦えど戦えども世間には分かってもらえず、孤立しアイデンティティに悩む孤独なヒーロー。この、かつては無かったタイプの主人公が、これまたかつては無かったタイプの敵、実は敵役の言うことも意外と一理あるんじゃないの型?の悪役と激戦を繰り広げる物語。
赤と青のコスチュームに身をまとい、はためく星条旗を背に摩天楼を飛び回り敵と闘うその姿は、まさに、9.11以後を象徴するアメリカのアメリカによるアメリカのための映画としか思えないが、それでもなお、アメリカ人以外が観ても面白いところが素晴しい。世界中で大ヒットした傑作だ。
ちなみに2年前に大ヒットした、スパイダーマン(2002年興行収入トップ)でも、かろうじて音響賞を受賞した程度。次こそ、来年公開の3に期待したい。
まあ、スタウォーズシリーズですら、アカデミー賞にはほとんど縁が無いのだから、ベタなエンタメ映画の受賞は本当に難しいのだろうなあ。